痛みと感情に対する東洋医学的アロマセラピー

 

 

「痛みと感情に対する東洋医学的アロマセラピー」の講座が、IMSIにて開講されました。

 

直前にドタバタとした変更がありまして、受講生の皆様にはご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。

 

 

でも、南は奄美大島、北は北海道、まさに全国各地から、このテーマに関心を持つ大勢の受講生さんがIMSIに駆けつけてくださり、とても嬉しかったです。

 

ありがとうございます!

 

 

 

今回のテーマである「痛みと感情」。

 

誰もが持っている問題であり、無関係な人は誰もいないテーマ。

 

そして、アロマセラピーをはじめとする自然療法が、最も必要とされ、最も得意とするテーマの1つではないでしょうか。

 

 

最初の自己紹介では、「家族を癒したい」「病院の中で患者さんのケアに使いたい」というモチベーションの方が多く、最初から胸が熱くなってしまいました。

 

 

講座は、東洋医学のベーシックな理論である陰陽五行の特性から始まり、そして30種の精油について、陰陽五行の分類と、東洋医学的な効用を学ぶことから始まりました。

 

 

創始者であるガブリエル・モージェイ先生は、漢方薬が「苦味」「甘味」など、味で分類されているのを見て、

 

精油を「フローラル」「グリーン調」「カンファ―調」「フルーティー」「コニファー調」など、芳香エネルギーに分類し、それを陰陽五行に当てはめていきました。

 

 

 

例えば、「水」の要素が不調和を奏でると、自信と決断力がなくなり、落ち着きがなくなって、不安感が募ってしまいます。

 

こんな時は、セラピーの目的は「強化する、根付かせる」ということになり、

 

このセラピーにおすすめの芳香エネルギーは「ドライ・ウッディ」「ルーティー・アーシー(根・土のような)」となるのです。

 

 

「ドライ・ウッディ」の代表的な香りは、シダーウッド。

 

強壮とリラックスを兼ね揃えた香りで、「男性的なローズ」とも言える香り。

 

ガブリエル先生曰く、ブレンド無しのシングルでも、ウォッカと合わせてコロンを作成できるくらい、均整の取れた香りなのです。

 

 

シダーウッドは、「温・燥」のエネルギーを持つことから、身体を温め、そして余分な水分の排出をサポートします。

 

慢性疲労や腰痛といった「腎気虚」の症状や、重い手足や慢性の下痢など「脾気虚」の症状、それに「湿邪」を解消する作用があるので、関節炎や湿性の咳などにも有効です。

 

このように、所々で東洋医学の基礎的な用語解説をしながら、30種類の精油の説明を行っていき、1日目は終了しました。

 

 

2日目は、いよいよ「痛みと感情に対するアロマティックメリディアン」の実技です。

 

 

 

 

12経絡上にあるツボは、その経絡独特の基本的な働きを持っていますが、その他にも「気を上げて心身を温める」「気を下げて鎮静・グラウンディングさせる」など、特性を持つものもあります。

 

今回は、361あるツボの中から、「痛みと感情」のケアに相応しく、且つ、アロマセラピストがトリートメントに組み込みやすいツボを、創始者のガブリエル先生が選んでくださいました。

 

 

例えば、掌の真ん中にある「労宮(ろうきゅう)」というツボ。

 

ここは、心と心包(しんぽう)の熱を冷まし、神(しん)を鎮静させて安定させてくれる作用があります。

 

この労宮と同じような作用があるのは、多くのアロマセラピストが愛するネロリの香り。

 

ネロリを労宮のポイントに塗り込む(勿論、安全な濃度に希釈して)ことで、ツボと精油の相乗効果が得られるのです。

 

一方、心の経絡の「通里(つうり)」というツボは、心への強壮作用があり、これとよく似た精油はスパイクラベンダー。

 

トゥルーラベンダーよりも、リラックス作用は弱まりますが、強壮作用に優れていて、動悸や抑うつ症状にも良い働きをしてくれます。

 

 

 

アロマセラピートリートメントをしながら、さりげなくツボを探して、見つかったツボを刺激しながら、更にアロマセラピートリートメントを行っていきます。

 

グイグイと強く押すのではなく、軽く押しても心地よい響き(=イタ気持ち良さ)を感じるところを探すのがコツです。

 

アロマセラピートリートメントに、ツボの刺激を組み込むことで、トリートメント全体にメリハリが生まれ、満足度が高まります。

 

「痛い!」と叫んだと思ったら、次の瞬間にスヤスヤと寝ている方も(笑)。

 

そして、短い時間のトリートメントでも「脚が細くなった!」「手足しか触れていないのに頭痛が良くなった!」「顔色が良くなった!」「生理痛が良くなった!」という嬉しい声が、あちこちから聞こえてきました。

 

 

3日目の最終日のメインテーマは、背中。

 

背中は、「自分では、見たくない」、「向き合いたくない」といった感情がたくさん詰まっている部位。

 

コンサルテーションでは「何もありません」と涼しい顔のクライアントも、背中が物語っていることがありますよね。

 

背部にある五臓に働きかける兪穴(ゆけつ)、そして、古代東洋の人々が五臓と結び付けていた5つの精神である「魂・神・意・魄・志」の住処であるツボについても学んでいきました。

 

 

そして、例えば、肺兪と魄戸のツボに相性が良い精油はスパニッシュセージ、脾兪と意舎に相性の良い精油はカルダモン・・・というように、それぞれのツボに対する精油についても、理解を深めていきました。

 

 

3日間の学びを締めくくる、最後の交換セッションは、スパニッシュセージ、ネロリ、ユズ、カルダモン、シダーウッドの五臓パワーアップブレンドを使った45分の背中スペシャル。

 

IMSIの教室中に、この上ない良い香りと、皆様による素敵な癒しのエネルギーが、満ち溢れていました。

 

 

ご参加くださいましたベテラン鍼灸師&アロマセラピストさんより、このようなお言葉をいただきました。

「この精油とツボの組み合わせのアイディアは、精油と鍼で、ものすごく沢山の患者さんに経験を積んできた人だけに、神からご褒美として与えられたギフト。ガブリエル先生は、そのギフトを私達に惜しみなくシェアしてくださいました。このギフトを、感謝しながら私達も使っていきましょう!」

 

この言葉を聞いて、涙が出そうになるほど感動しました。

 


 

皆様3日間のご受講、ありがとうございました!

 

修了おめでとうございます!!

 

 

沢山の想いの詰まった3日間。

 

今回はご参加されなかった方からも、たくさんの優しいお言葉、温かい励ましのお言葉をいただきました。

 

本当にありがとうございました。

 

 

また来年、改めてアロマティックメリディアンの創始者、ガブリエル・モージェイ先生の来日セミナーを企画していきたいと思います。

 

更にアップデートされ、益々パワーアップしたガブリエル先生のセミナー、どうぞお楽しみになさっていてくださいね。

 

 

 

ちなみに・・・、今回ご参加された方の中で、「ツボにはまるイタ気持ち良さ」に目覚めた方が、沢山いらっしゃいました(笑)。IMSIのリフレクソロジーとディエンチャンは、まさに「イタ気持ち良さ好き」の方にとっての楽園♥

体感したい方は、是非IMSIオープンキャンパスにセラピーの体験をしにいらしてくださいね。

 

英国IFPAアロマセラピーオープンキャンパス

南アフリカセラピューティック・リフレクソロジーオープンキャンパス

ベトナム医道ディエンチャンオープンキャンパス

 

 

 

 

 

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    冨野玲子 Reiko Tomino 自然療法の国際総合学院<IMSI>学院長

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