認知症とアロマセラピー

昨日は、オムソーリ訪問看護リハビリステーション様よりお声掛けをいただきまして、「認知症ケアに取り入れる!在宅で使えるアロマセラピー」という講座を開催させていただきました。

 

オムソーリさんは、スウェディッシュマッサージをはじめとする北欧式のセラピーを取り入れていらっしゃる訪問看護リハビリステーション。

 

アロマセラピストさんも常駐されていて、スタッフさんの温かいホスピタリティが溢れている、素晴らしいステーションです。

 

 

参加者は、介護職、ケアマネージャー、看護師など、専門職の方が多くいらっしゃいました。

 

「アロマセラピーを現場に取り入れたい!」というお気持ち、とても嬉しく思います!

 

 

セミナーでは、高齢者や認知症ケアに有効な様々なアロマセラピーの活用法をご紹介させていただきました。

 

セミナーノートから、少しだけご紹介します。

 

 

 

●食欲低下には、グレープフルーツやスイートオレンジなどの酸味のきいた柑橘系や、ミント、カルダモンなどの爽やかな香りがおすすめです。

 

特に、グレープフルーツは、皆さんが嗅いだ瞬間に皆が「うわぁ〜!」と歓声が上がりました。

先日のスコットランドにおけるIFPAカンファレンスでも、入院患者さんには柑橘系の香りが大評判だという報告がありました。

 

●嚥下機能の改善には、ブラックペッパーの香りが効果があるという、東北大学の研究データがあるのです! 

嗅ぐだけで、脳の嚥下機能をつかさどる部位の血流があがり、嚥下反射を起こすサブスタンスPという物質の濃度が上昇することで、誤嚥の改善に役立つのです。

 

●抑うつ傾向の改善には、オレンジスィートのような柑橘とイランイラン、ネロリなどの花のブレンドがおすすめ。嗅ぐだけで、うつの方は元気になり、パニックやヒステリックの方はリラックスするという、両方の効果が得られます。

 

 

●昼夜逆転、不眠症状の改善には、ラベンダートゥルーやオレンジスィート、クラリセージ、サンダルウッド、マジョラム、クラリセージなど、鎮静作用のある精油を上手に使うと良いでしょう。

「何日もよく眠れていない・・・」とおっしゃっていた方が、十数分後にはスヤスヤと寝息を立てている・・・ということはアロマセラピーの現場ではよくあること。

イギリスのロイヤルフリー病院のキース・ハント先生は、「アロマセラピストが15分仕事をすれば、看護師の手が1時間空く」と仰っていました。夜勤の看護師さんには、アロマはなくてはならない存在ですよね。

 

●認知機能の改善には、鳥取大学の研究データが世界的に有名ですね。

朝はローズマリーカンファーとレモンのブレンド、夜はラベンダートゥルーとオレンジスイートのブレンドで、認知症の予防効果があるばかりか、軽度・中度の認知症の改善があったというのは、世界中のアロマセラピストに希望を与える大ニュースでした!

ローズマリーカンファーは、高血圧や癲癇をお持ちの方にはおすすめできませんので、代わりにバジルも健脳作用がありおすすめです。

 

●褥瘡のケアに関しては、患部への精油の使用はアレルギーなどのリスクもあるため、ご本人だけではなく、医師と家族の同意の下慎重に行われるべきですが、芳香蒸留水やクレイで患部の清潔を保ち、ティートゥリー、ラベンダートゥルー、カモミールジャーマン、サイプレス、ヘリクリサムといった抗炎症・殺菌・循環促進・抗血腫作用などを持つ精油ブレンドを植物油に希釈して患部に塗布することで皮膚の回復を期待することができます。

 

 

ほかにも、身体からローズが香るサプリメントや、薬用育毛剤のお話など・・・、雑談がたくさん飛出し、笑いが絶えない、あっという間の2時間でした。

 

アロマスプレー実習では、皆さんご自分のためのスプレーを創ると思いきや「受持ちの患者さんにスグに使ってあげたい!」という声も多く、皆さんの優しい心に感動しました!

 

 

最後は、アロマですっかり和んだ皆様と記念写真。

 

皆様、ご参加ありがとうございました!

 

主催のオムソーリデュケーション様、ありがとうございます。

 

 

私たちが英国式のアロマセラピーを日本に紹介し始めた25年前は、「医療現場にアロマを」とか「できるだけ不要な投薬を減らしたい」と言うと、「は!?」と言われる時代でしたが、今では医療現場へのアロマセラピー導入にご興味を持って下さる方が増えて、本当に嬉しく思います。

 

 

皆様のご要望に応えられるよう、益々国内外のアロマセラピーの事例を多く学んで、必要な方にアロマセラピーの情報をお届けしていきたいと思います。

 

 

 

私の師匠、IFPA会長のガブリエル・モージェイ先生が来日します!

痛みと感情に対する東洋医学的アロマセラピー

 

自然療法を学びたい方、是非体験しにいらしてくださいね。

英国IFPAアロマセラピーオープンキャンパス

南アフリカセラピューティック・リフレクソロジーオープンキャンパス

ベトナム医道ディエンチャンオープンキャンパス

 

 

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    認知症・アルツハイマー病と自然療法

    世界でダントツの「超高齢化社会」に突入した日本において、

     

    認知症・アルツハイマー病は、

     

    「(自分が)なりたくない、(家族に)なってほしくない病気」のNo.1です。

     

    そして、「根本的な治療法やと治療薬がない」というのも、現状です。

     

     

    でも、何事もそうなのですが、

     

    良く知らないことを闇雲に怖がるよりも、

     

    きちんと学ぶことで、安心して向き合うことが可能になります。

     

     

    しかも、

     

    「アロマセラピーが認知症の予防や早期発見、軽・中度の症状改善や減薬への有力な鍵になる」

     

    という大学の研究データがあるとしたら・・・???

     

    これは、絶対に学びたいですよね!!!

     


     

    先日、鳥取大学発ベンチャー・株式会社ハイパーブレインの鍵谷 浩一郎先生をお招きし、

     

    認知症とメディカルアロマセラピーのセミナーが開講されました。

     

    告知と同時に、あっという間に満席になり、

     

    このテーマに、多くの方が関心を持っていることが伺えました。

     

     

    鍵谷先生のお話を聴いた後、

     

    参加して下さったIFPAコースの卒業生さんたちと、

     

    「アロマが”海馬”を刺激して認知症の予防に役立つのなら、

     

    セラピストはボケる訳にはいきませんね〜!」なんて、話していましたヨ。

     

     

    (こちらのセミナーは、好評につき2018年3月9日(金)13:00〜に再度開催することに決定しましたので、

     

    ご興味のある方は、是非ご参加くださいね。)

     

     

     

    さて、鳥取大学の臨床データは、私たちにとって勇気と希望を与える内容でしたが、

     

    アロマセラピストとしては、仰天することでもありません。

     

    ローズマリーは、古代ギリシャ時代から、頭脳を明晰にし記憶力を増すと信じられてきました。

     

     

     

    英国IFPA会長のガブリエル・モージェイ先生も、

     

    著書『スピリットとアロマテラピー(フレグランスジャーナル社)』で

     

    記憶力や物忘れと精油について述べています。

     

     

    東洋医学で言うと「心の気を高める」作用のあるローズマリーは、

     

    健脳作用を持つ精油の中でも最も強力な精油の1つ。

     

     

    集中できない場合、神経衰弱を伴う時はローズマリーがおすすめですが、

     

    勉強のお供にはローレルも、おすすめ。

     

     

    ティートゥリーは、血液循環を促進することで、

     

    体力の衰えから来る集中力の低下を防いでくれる精油。

     

     

    ほかにも、創造性を刺激するのはコリアンダー、

     

    意識を明晰にして細かな事柄を覚えたいときはレモン、

     

    学習能力向上に最も効果的な精油はペパーミントです。

     

     

    アロマセラピーだけでは、ありません。

     

     

    南アフリカのセラピューティックリフレクソロジーでは、

     

    足の第一趾の肝経の内枝は脳の内部を通るため、

     

    肝経の滞りは、アルツハイマーなど認知症の原因となるとしています。

     

    定期的にトリートメントを受け、滞りを解消しておくことが、認知症の予防につながるのです。

     

     

     

     

    ベトナムのディエンチャンも、顔を刺激する自然療法ですが、

     

    顔は脳に近く、

     

    また、顔にも頭部や脳に働きかける反射区が多数ありますので、

     

    認知機能のアップにはかなり実績があります。

     

    ベトナム医道センターでの施術の様子。お年寄りもたくさん訪れます。

     

     

     

    私たちセラピストは、クライアントを健康にすることが仕事ですが、

     

    私たち自身も、いくつになっても、健康で若々しくいたいですよね。

     

     

    ご興味のある方、詳しく話を聴きたい方、

     

    是非IMSIのオープンキャンパスガイダンスにいらしてくださいね!

     

     

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      PROFILE

      冨野玲子 Reiko Tomino 自然療法の国際総合学院<IMSI>学院長

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